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完全ガイド:留学生や駐在員のためのマレーシアおすすめSIMカード!




1. はじめに


みなさん、お待たせしました!留学生や駐在員のみなさんに向けた、完全ガイドがついに登場です!今回のテーマは『マレーシアのおすすめSIMカード』。スマホとインターネットは、マレーシアでの生活において欠かせない存在ですよね。でも、どのSIMカードが最適なのか、どのキャリアがおすすめなのか、迷ってしまうことも多いですよね。そこで、今回はみなさんに、マレーシアで快適に通信するためのおすすめのSIMカードやSIMカードの購入方法をご紹介します!さあ、マレーシアでのスマホライフを充実させるためのヒントを一緒に探っていきましょう!


目次

 

2. おすすめキャリア(SIMカード)


まず、前提知識としてマレーシアの携帯電話事業者サービスの利用可能人口を示す指標を紹介したいと思います。マレーシアの4G人口カバー率は2022年3月末時点で95.5%で、これは日本の4G人口カバー率99.9%と大差ないカバー率になっています。近年では外出時やコミュニケーションでインターネットを使う機会も多いので、ほぼ全てのエリアでインターットに接続できるだけで留学生や駐在員には安心感がありますよね。


日本と同様にマレーシアでも、複数の通信事業者(モバイルネットワークプロバイダ)が、多様なニーズに対応するSIMカードやサービスを提供しています。主なスマホキャリアは5社あります。



2.1 Maxis / Hotlink(おすすめ)

Maxisはマレーシアの主要なモバイルネットワークプロバイダの一つです。Maxisは、幅広いカバー範囲を持ち、2G、3G、4G/LTEサービスを提供しています。そのため、特に都市部と地方都市に強く、地元の人々や観光客に多く使われています。また、MaxisはHotlinkと呼ばれる別のモバイルネットワークサービスも提供しています。特にこだわりのない方は、Hotlinkのご利用をお勧めします。これは国内だけで630万人以上のユーザーを抱えいるマレーシア有数のサービスプロバイダだからです。多くのマレーシア留学生や駐在員もこのキャリアのSIMカードを利用しています。


おすすめのHotlinkのSIMカードを下記「4.おすすめSIM:料金の比較」で紹介しているので是非参考にしてみてください!



2.2 Celcom

Axiata Group Berhadの子会社であるCelcomは、マレーシアで最も古いモバイルネットワークプロバイダです。マレーシアで設立されたのは約35年前の1988年です。CelcomもMaxisと同様にマレーシア全土をカバーし、3Gや4G/LTEのサービスを提供し、高速で信頼性の高いネットワーク環境を実現しています。Celcomについての記事もあるのでぜひ下記のリンクから参考にしてみてください。




2.3 Digi Telecommunications

Telenorグループ傘下のDigi Telecommunicationsは、Digiとして知られるマレーシアでモバイルネットワークプロバイダです。2021年6月にCelcomとDigiの合併の可能性に関するニュースが話題になるました。今後2社の合併が正式に承認される場合、マレーシア国内でより強力なプロバイダが生まれることになります。


2.4 U Mobile

U Mobileは、マレーシアのモバイルネットワーク業界では比較的新しい企業です。U MobileはU Television Sdn Bhdの100%子会社で、4G LTEおよび4G LTE-Aネットワークを運用しています。データのロールオーバーや特定のアプリケーションのための無料無制限データといったユニークな機能を導入したことで注目を集めました。



2.5 Telekom Malaysia (TM)go

Telekom Malaysia (TM)goはTMgoともよばれマレーシア最大のプロバイダの1つであるTelekom Malaysiaの子会社です。TMgoはモバイルブランド「unifi Mobile」を通じて、固定ブロードバンドを補完するモバイルサービスを提供しています。また、TMgoは、他のネットワークではカバーが限定されていたり、カバーされていなかったりするような一部の地域でカバレッジを提供しています。



 

3. ポストペイドSIM vs プリペイドSIM


マレーシアのスマホキャリアは多様なニーズに応えるため、ポストペイドSIMカードとプリペイドSIMカードの両方を提供しています。マレーシア留学にきた学生、駐在員や旅行者でも分かりやすいように、ポストペイドSIMカードとプリペイドSIMカードの概要を説明します。



3.1 ポストペイドSIMカードの特徴

ポストペイドSIMカードは、定期的なチャージを必要としない月額支払いタイプのSIMカードになります。学生ビザを持つマレーシア留学生や就労ビザを持つ長期滞在者のように継続的なサービスを希望するユーザーに適しています。ポストペイドSIMカードの主な特徴として以下があります


3.1.1 月額課金:

ポストペイドプランでは、音声通話、SMS、データ通信、および契約している追加サービスの料金を毎月指定日に支払う必要があります。各プロバイダによって支払日が異なるため確認が必要です。


3.1.2 利用限度額:

利用限度額が設定されていることが多く、1回の請求で利用できる金額の上限が決められています。限度額を超えた場合、追加料金が発生する場合があります。


3.1.3 ローミングと国際電話:

ポストペイドプランには国際ローミングのオプションがあり、海外旅行中でもSIMカードとサービスを利用することができます。また、国際電話の割引料金や特定の国際電話パッケージが含まれている場合もあります。


3.1.4 契約対象者:

外国人がポストペイドプランを契約するには留学生の学生ビザや駐在員の就労ビザのような長期ビザが必要となるケースがほとんどです。ビザ保有の有無とは別にDepositの支払いが求められることもあります。



3.2 プリペイドSIMカードの特徴

プリペイドSIMカードは、旅行者や短期滞在者、より費用を自分で管理したい人に人気のある選択肢です。プリペイドSIMカードには、以下のような特徴があります


3.2.1 Pay-As-You-Go:

プリペイドプランは、音声通話、SMS、データ通信サービスを利用するためにクレジットをチャージする必要があります。プリペイドカードで支払った分しか消費されず、クレジットを使い切った後は、再びクレジットを追加してサービスを継続することができます。


3.2.2 柔軟性:

プリペイドプランでは、ユーザーは使用量や支払い能力に応じて柔軟に運用することができます。ニーズや予算に応じて、さまざまなパッケージから適したものを選ぶことができます。


3.2.3 データパッケージ:

モバイルネットワークプロバイダは、プリペイドプランに様々なデータパッケージを提供しており、データ使用要件に最も適したものを選択することができます。各パッケージには、有効期限やデータ容量が設定されている場合があります。


3.2.4 信用調査なし:

ポストペイドプランとは異なり、プリペイドプランは信用調査や長期的なコミットメントを必要としません。プリペイドSIMカードは、個人情報を提供することなく、簡単に購入することができます。


※注意:これらの特徴は実際にSIMカードを提供する通信事業者(モバイルネットワークプロバイダ)によって大きく異なる可能性があります。詳細や最新情報については各社ホームページなどをご確認ください。



 

4. おすすめSIM:料金の比較


実際のそれぞれのSIMでどのくらい料金が異なるのか気になりますよね。そこで、おすすめであるHotlinkのSIMカードを、ポストペイドとプリペイドでそれぞれ比較してみました。



4.1 Hotlink Postpaid SIM (ポストペイドSIMカード)

Hotlink Postpaid 60

Hotlink Postpaid 40

Hotlink Postpaid 30

月額料金

RM60/Month

RM40/Month

RM30/Month

データ容量

50GB

30GB

2GB

特徴

- 快適な高速インターネット

- 通話・SMS無制限

- 前払い金0円

- 快適な高速インターネット

- 通話・SMS無制限

- 前払い金0円

- 快適な高速インターネット

- 通話・SMS無制限

- 前払い金0円

※注意:この情報は2023年6月時点のものであり、料金とプランは改定される可能性があります。最新の情報については、Hotlinkのウェブサイトやカスタマーサービスにお問い合わせいただくことをお勧めします。


HotlinkのポストペイドSIMは3つのプランがあります。一番高いプランHotlink Postpaid 60は50GBの容量が月々60マレーシアリンギットで使えるようです。その他プランとの違いはデータ容量のみで、全プランで無制限の通話・SMSサービスや高速なインターネットが利用可能です。



4.2 Hotlink Prepaid SIM (プリペイドSIMカード)

Pantas

​Unlimited

料金レンジ

​RM10 ~ RM45

​RM45 ~ RM60

有効期間

30日

30日

データ通信

通常8GBから15GBの高速データ通信が利用可能(*プロモーションやキャンペーンにより変化)

​無制限

特典

Facebook、Instagram、Twitterなど特定のプラットフォーム向けのソーシャルメディアデータが無料になるなどの追加特典が含まれる場合があります。

10GBの高速Facebook、3GBの高速YouTube、Hotlink REDアプリへのアクセスが含まれることがあります。

そのほかの特徴

- 国際ローミングのオプション

- 毎日午前2時から午後2時まで、無制限高速インターネット

- 国際ローミングのオプション

※注意:この情報は2023年6月時点のものであり、料金とプランは改定される可能性があります。最新の情報については、Hotlinkのウェブサイトやカスタマーサービスにお問い合わせいただくことをお勧めします。


HotlinkのプリペイドSIMには主に2つのプランUnlimitedとPantasがあります。それぞれのプランには複数のパッケージがあり、ユーザーはその中から適したものを選ぶことができます。Unlimitedプランは文字通りデータ容量に制限のないプランとなっており通信速度の異なるパッケージから選ぶことになります。一番早いパッケージはインターネットを18Mbpsで使うことができます。

Pantasプランはデータ容量が一定で、より手頃な価格帯のプランです。マレーシア留学で大学や寮のWIFIを使うことができる学生には無制限プランは十分すぎることもあるので、ご自身の使い方に合わせて選んでみてください。


これらのプランの具体的な内容やキャンペーンは時間によって異なる場合がありますので、プリペイドSIMプランの最新情報については、Hotlinkのウェブサイトをご覧になるか、カスタマーサービスにお問い合わせいただくことをお勧めします。



 

5. SIMカードの購入から使用の流れ



マレーシア留学やマレーシア旅行でSIMカードを取得するのは、比較的簡単なプロセスです。ここでは、マレーシアでSIMカードを取得する方法について説明します。


5.1 プロバイダの選択とSIMカード購入


様々なプロバイダがサービスを提供していますが、通信の安定性やサービスの豊富さから基本的に上記で紹介した大手キャリアをお勧めします。これらプロバイダが提供するSIMカードは、オンライン、各プロバイダの販売店、コンビニエンスストア、空港、ショッピングモールなど、さまざまな場所で簡単に購入することができます。


5.2 本人確認


SIMカードを購入する際、本人確認が必要な場合があります。パスポートや身分証明書などの正式な身分証明書を提示することが求められる場合があります。留学生の場合、学生証や支給されるi-Kadではなくパスポートを求められこともあるのでなるべくパスポートを持参したほうがいいです。


5.3 アクティベーション


SIMカードを購入した後、店舗スタッフがアクティベーション手続きのサポートをしてくれるので指示に従いながら進めます。これには、SIMカードの有効化や電話番号の割り当てなどが含まれます。オンラインで行うこともあります。


5.4 スマートフォンへの挿入


スマートフォンのSIMカードスロットを開け、新しいSIMカードを挿入します。一部のスマートフォンでは、特定の工具が必要な場合があります。スタッフがSIMカードの挿入を手伝ってくれるので、心配な方は店舗で直接お願いすることも可能です。


5.5 APN設定


スマートフォンがプロバイダのネットワークに接続できるようにするために、APN(Access Point Name)設定を行う場合があります。これは通常、スマートフォンの設定メニューで行います。スマートフォンの機種によって設定方法が異なるので詳しくはお使いのスマートフォンの説明書等をご覧になってください。または、SIMカードと同様に店舗のスタッフがサポートしてくれることもあります。


以上が一般的なSIMカードの購入から使用の流れです。なお、SIMカードの購入から使用には、プロバイダによって異なる手順や要件が存在する場合があります。実際の手続きについては、選んだプロバイダの指示やガイドラインに従うことが重要です。



 

6. まとめ


マレーシアでの携帯電話キャリアには複数の選択肢があります。主要なキャリアはMaxis、Celcom、Digi Telecommunications、U Mobile、Telekom Malaysia (TM)goです。

ポストペイドSIMカードは月額支払いタイプで留学生や駐在者等の長期利用者向け、プリペイドSIMカードは費用を細かく管理したい方やマレーシア旅行客向けです。

料金はキャリアやプランによって異なりますが、HotlinkのポストペイドSIMとプリペイドSIMの料金を比較すると、ポストペイドはデータ容量が多く無制限の通話・SMSがあります。プリペイドは柔軟性があり、パッケージによってデータ容量や特典が異なります。


適切なプランを選ぶことで、マレーシアでのスマホ利用を快適に楽しんでくださいね!







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